子どもと一緒に考えましょう♪
何かわからないことがあったとき、
うまくいかない時
子どもに、考える時間を与えましょう。
先回りして答えを用意してあげたり、教えてあげたり、
くどくどと説明したりせず、具体的なヒントを与えてみましょう。
そのヒントはわかりやすく、具体的で、短いものが効果的です。
例えば、子どもがスニーカーを履くのを手間取っていたら、
「最初に靴ひもを緩めるとうまくいくかもね。」と
ヒントを出してみると、毎回出がけに慌てなくて良い
ほかの方法を考え、工夫するようになるでしょう。
例えば、宿題をするのに、最初の問題で手間取って、
時間が足りなくなりそうなら、「簡単な問題からやってみるとどうかな?」と
提案してみると、時間の使い方を工夫することに気がつくかもしれません。
また、家庭は、複数の人間が共同で暮らす場だから、
「ルール」が必要であることについて話をしましょう。
ルールが自分にとってもどんな風に重要なものであるかを、
一緒に考えましょう。
決して、「自分とは関係のない話」ではないこと、
それは自分を含めた家族の幸福に関係していることを話しましょう。
決して頭ごなしに命令するようなことはしないで
時間をかけて、相手の目線で話してみましょう。
例えば、お気に入りのバンドだからと言って、
大音響でCDをかけていたら迷惑です。
そんな時は、「うるさい!静かにしなさい!」と怒鳴るより、
「CDの音、少し小さくしてもらえると皆嬉しいと思うけど、どうかな?」と
言ってみましょう。
例えば、「いつまで起きているの?早く寝なさい!」と叱るより、
「早く寝たほうが、明日の朝楽だと思うよ。どう?」と言ってみましょう。
また、頭ごなしに指図をしたり、命令するのではなく、
時には子どもに助けを求めてみましょう。
子どもは、大人にアドバイスをすることが好きです。
自分ももう大人であり、家族の一員であると同時に、
役に立っていると感じることができます。
子どもはその体験から、何かあると大人の役に立つアイディアがないか
考えるようになるでしょう。
子どもが、いつも最高のアイディアを出すことはないでしょうけれど、
まったく違う視点での面白い意見が聞けるかもしれません。
大人はとかく同じ思考パターンにはまりがちです。
そして、自分が役に立ち、人が喜ぶ体験は自信を育み、
自分を含めた人間関係を大切にする習慣になるでしょう。
子供と一緒に考えることは、 楽しいことでもあり、
また、自尊感情、自己肯定の小さな芽を涵養することにもなりますね。
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