子供の歩幅に合わせましょう♪ 《今日の言葉「優しさ」》
もうすぐ冬休み!家族で出かける機会が増えますね。
普段なかなか家族で出かける機会が少ない父親は、
意外なことに、家族と歩く速度がわからなかったりします。
子供が小さいうちは特に、ゆっくり歩くことが必要です。
親の一歩は、子供の数歩です。
よちよち歩きはもちろんですが、少し大きくなった子供でも、
もたもたすることがあるでしょう。
大人にとっては、見慣れた景色でも、
彼らにとっては、初めて見るもの触れるものばかり。
なに?なに?なに?・・・の連続。
興味は尽きません。
大冒険の連続♪
だから、いちいち時間がかかります。
でもその時間はとても大切で、
新しい情報を吸収する時間、上手に歩くための練習時間です。
どうしても忙しい大人から見ると、
子供のあらゆることがもたもたしているように感じるでしょう。
出かける時には、洋服を着替え、靴下を履き、靴を履く。
レストランに行けば、注文を決めることも、
料理が来たら食べることも、いちいち時間がかかります。
一人前にできないことばかりだから。
大人は当然それらのことは、苦も無くできるでしょう。
着替えも、靴下を履くことも、靴ひももすぐ結べます。
しかし、子供はどうでしょうか。
子供は、何事もうまくできません。
多くの行動が慣れていないのですから。
時間は余分にかかって当然です。
これからいろいろなことを自由にできるようになるための
練習をしている最中なのですから。
子供にとっては、もたもたしているつもりはありません。
頑張っているだけなのです。
ゆっくり時間をかければできることもあります。
回数を重ねると上手にできるようになることもあります。
だからこそ良い練習が必要です。
親の都合で「早くしなさい」とせかすことは、こどもに負担になります。
時々見かけますよね、横断歩道を信号無視して、
子どもの手を引っ張って走って渡るお父さんお母さん。
そして、脚が遅い子供を怒鳴りつける、お父さんお母さん。
忙しいのは分かります。
でも、子どもの手を引っ張ること、イライラして怒鳴りつけること。
それをしないですむ方法、何かありませんでしたか?
怒鳴られて育った子どもは、人を怒鳴るようになります。
急がされて育った子どもは、人を待てなくなります。
子供の発達には時間がかかります。
時間をかけて、「人格」を形成育成していきます。
大人はそれをゆっくり待ってあげるようにしましょう。
子供が成長の練習をしているときは邪魔せず、
ゆっくり見守れるようになりましょう。
自分のペースでゆっくり慣れていくいくことで、
次第にいろいろなことが自由にできるようになります。
もたもたしているときは、練習の時間だと考えましょう。
子供たちがもたもたしていも、
引っ張ったり、せかしたり、走らせたりしないようにしましょう。
自分にも、そんな「現在成長中♪練習中♪」の時期があったはずですから。
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今日の≪52の美徳の言葉≫ 「優しさ」
優しさとは懸命に行動し、そっと触れ、気配りし、
静かに語り、親切に物事を考えることです。
怒りを覚えたり、
気持ちを傷つけられたときには自制することです。
誰かを傷つけようとする代わりに、
平和な気持ちで最後まで話し合うことです。
あなたが優しさを発揮すると、
世界はより安全で優しい場所になります。
リンダ・カヴェリン・ポポフ 著/ 大内 博 訳/ 太陽出版
「52の美徳カード」「52の美徳教育プログラム」より
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