「今に生きる」って、どんなこと? 《今日の美徳の言葉「共感」》
ずっと昔、内モンゴルに旅したことがあります。
その頃の私は、ある試練を越えて社会復帰の最中でした。
人と関わることがとても困難で、新しい人間関係を人生の中で、
もう作らないだろうと思っていた頃でした。
誰かを恨むことや、後悔の気持ちで振り回されることは卒業していましたが、
回復して行く最中で、どうしても解消しなかったのが、
「自分を許す」ということでした。
そんな時、TVで、モンゴルの景色を観て、
あそこに行けば、こんな自分を許すことができるかもしれないと思ったのです。
満点の星空の下静かに自分自身と話そうと思ったのです。
1人、自分自身を労ろうと思ったのです。
その年は、何十年かに一度の満月♪
それは、びっくりするような明るさ♪
天の川も霞んで見えないほどの明るさ。。。
「満点の星、見えないわ〜。」と思いながらも、
夜は、その下で、静かに瞑想し、
昼は見渡す限りの草原と360度の地平線を眺めながら、
地球って丸いのだなと実感したり。。。。。。
そこで改めて確認したことは、
確かに全てが奇跡の連続なのだということ 。
今ここで息をしていることの凄さ。
それはまさに奇跡であり、
とんでもない確率で成し遂げられているものなのですね。
何一つ約束されていないのが人生です。
次の瞬間どうなるのか、全くわからない。
なので私は、誰かと、喧嘩したまま別れることのないように気をつけます。
喧嘩まで行かなくても、何か気になることがあったら、
解決することを後回しにしないようにします。
基本的にそれは単なる誤解がほとんどなのですから。
そしてさらに大切にしていることは、
「ありがとう」や「大好き」を、伝えることを後回しにしないこと。
今目の前にあること、身の回りにあることは、
奇跡の連続の贈り物なのだと気づくこと。
大好きな人との、大切な家族との瞬間を、
かけがえのない時間なのだと気づくことは、
人間に与えられた、喜びのひとつなのですから。
生きているということは、何かのお役目がある。。。というのは、
よく言われる考え方ですけれど、
このお役目の体験も、「戒め」や「罰」と考えると辛くなる。
何かが欠けているから補うということ?
私には欠けているところがあるの?
そうじゃないよね。
そうじゃないですよね。
今の自分にその要素をプラスしたら、
さらに素敵になる要素なのだよ・・・ということですよね。
昨日の嫌なこと、先週の辛かったこと、
10年前の悔しかったことに振り回されることから卒業しましょう。
まずは家族との関係から。
自分の一番近い関係から。
本当に伝えたいことを伝えましょう。
家族になったことも、すごい奇跡なのですもの。
「今」は、毎瞬間過ぎていきます。
2度とやって来ないのです。
次に待っている「今」をどれだけステキな「今」にするか考えることに
時間をかける方が、人生は豊かになりますよね。
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今日の≪52の美徳の言葉≫「共感」
共感とは誰かが傷ついているときや困っているとき、
たとえその人が知らない人であっても、気持ちを理解し、
心配することです。
あなたにできることは、ただ話を聞いて優しい言葉をかけることでしか
なかったとしても、助けてあげたいという気持ちを持つことです。
間違いをゆるすことです。
誰かが友達を必要としているときには友達になってあげることです。
リンダ・カヴェリン・ポポフ 著/ 大内 博 訳/ 太陽出版
「52の美徳カード」「52の美徳教育プログラム」より
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