人間関係は先に微笑んだもの勝ち♪《今日の美徳の言葉「名誉」》

外国に行くと、日本との違いに気が付くことが多いですね。
その一つに、「微笑むこと」があります。

日本以外の国では、知らない方と視線が合ったとき、
基本的に多くの方が「にこっ♪」とします。

場合によっては、軽く挨拶をします。
「ハ~イ♪」とか、
「どう、元気?」とか。

飛行機の中や、列車の中でも同じ。

席がお隣になってもずっと押し黙ったまま、
過ごすこともできますが、
この広い世界の中で、
一期一会ですぐそばにいるわけですから、
その道中楽しく過ごしたほうが良いわけです、
自分のためにも。

もともと知らない同士のことなので、
機中車中のように長時間をともに過ごす場合は、
時にそのあともお付き合いが続いたりすることもあるでしょうけれど、
基本、挨拶を交わした後、電話番号を聞いたりしないし、
そのまますれ違って一生会わない場合がほとんど。

だから、その後に「何か」を求めての
「にこっ♪」ではないのです。

それが、実生活で、
今後ともお世話になりたい、
仲良くしたいと思う人間関係なら
なおさら「微笑む」ということは大切です。

それも相手より、先に微笑むこと。

微笑むことは挨拶の一部です。
その際重要なのは、先手を打つこと。

それが初めての出会いのときでも、
長いお付き合いでも、
人間関係では、先に挨拶します。

相手より先にすることが重要です。

それは、好感につながります。
相手が誰であろうと、
自分から先に挨拶をするようにします。

自分が好感を与える側になると、
その後の人間関係もスムーズに進めやすなります。

「微笑む」ことも同じ。

相手より先に、自分が微笑みます。

微笑まれると人は無条件に好感を感じ、
警戒感を緩めます。

微笑みを与える側になることで、
人間関係もスムーズにいくのです。

ですから、ほほえみながら挨拶をすれば、
より「良い感じ」ですね。

好感を与える側になるのが、
よりよい人間関係のコツです。

受け手にならず、与える側になりましょう。

これ、家族の中ではどうですか?

外の人間関係で、先に挨拶したり、
微笑むことを意識していると、
良い結果が得られることを実感すると思います。

けれど、家庭ではどうですか?

「先に微笑む」ことを、
ぜひ、家族から始めてみましょう。

朝起きたら「おはよう」。

出かけるときは「いってらっしゃい」「行ってきます」。

夜帰った時は「ただいま」「おかえりなさい」。

夜寝るときは「おやすみなさい」。

たったこれだけの言葉を、
微笑みと一緒に、家族より先に言ってみましょう。

自分から先に微笑みながら挨拶しましょう。

きっと、日々が驚くほど違って見えるようになりますよ。

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今日の≪52の美徳の言葉≫「名誉」

名誉とは自分自身に対して、他人に対して、
生きるうえでの信条に対して
おおいなる尊敬をはらいながら
美徳に基づいて生きることです。

名誉に値する人は約束を守ります。
人に左右されることなく、正しいことを行います。

名誉とは高潔に生きるための道標です。

  リンダ・カヴェリン・ポポフ 著/ 大内 博 訳/ 太陽出版
    「52の美徳カード」「52の美徳教育プログラム」より

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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