親子の笑顔の効果
「笑顔」
誰もがいつでもどこでもできる、自分と人を幸せにするアクション。
笑うという「行動」「行為」は、筋肉の動きだけで、赤ちゃんでもできるんですよね。
- こんなカンタンなことなのに、できない。
- こんなカンタンなことなのに、したくない。
- こんなカンタンなことなのに、していない。
それは、笑顔は心の状態を映し出しているからではないのでしょうか。
私自身も、ふさぎこんだ時や、体調がよくない時、悲しみに沈んでいる時など、笑顔を作ることに非常にエネルギーを使うことを実感しています。
笑顔でいなきゃと思えば思うほど、顔が引きつったり・・。
笑顔が身体にも心にも、人にも自分にも良いってことはわかっている。
とってもカンタンなことが、とっても難しい。
その「難しい」を「カンタン」に自然に戻すことができるのが『親子関係向上プログラム』なのです。
人はすぐに笑顔になれる
一番手っ取り早く人を笑顔にする方法。
それは「その方の「善きところ」を見つける」ことです。
「ほめる」事とは違います。
試しにあなたが次に話す人の、その人のほんのひとつで良いので、「いいな~」と思ったところを、そのまま伝えてみてください。
最初ははずかしいかもしれません。
居心地が悪く感じるかもしれません。
おかしくなったと思われるのではないかと、
少し怖いかも知れません。
いいところって、そんなにあるの?と、
思うかもしれません。(笑)
最初は大変かもしれませんが、練習を重ねていけば、呼吸をするように「善きところ」を発見することができるようになりますよ。
さて、できましたか?
その方の善きところをよ~く観察し、発見してみてくださいね。
あなたに「善きところ」を発見され、そのことを伝えられた相手は、
怒りましたか?
否定しましたか?
聞こえない振りをしましたか?
無視しましたか?
最初は変な感じがし、対応に困ってしまうかもしれませんが、
笑顔まではいかなくても、何か心の中が温かくなったり、
優しい気持ちになったりして、嫌な気分はしづらいと思いますよ。
あなたはすぐに笑顔になれる
さてさて、ここからが重要です。
「人の善きところを発見し、伝えている時のあなた自身」は
・どんな感情で
・どんな表情で
・どんなしぐさで
・どう思っていたでしょうか。
人を観察して善きところを発見し、一生懸命勇気を持ってそれを伝えました。
その「善きところ」って、あなたの中にも眠っている「善きところ」なのですよ。
人は普段、自分の物差しを通して判断しています。
そのものさしは、今までの経験や知識や感情のデータの蓄積なんですね。
そのデータと照らし合わせて、判断や行動を行なっているからなのです。
人の「善きところ」はあなたの「善きところ」!
笑顔は脳を活性化します!
そんな風に、人を優しい心眼差しで見るとき、「善きところ」を発見して伝えているとき、心の中に温かい感情が満ちてくるとき、心も表情も笑顔になり、それによって、脳内にドーパミンが出るので、脳が活性するとの研究結果がでています。
これは、免疫が上がっている状態であり、記憶力がアップして、認知症予防にも繋がるそうです。
「笑顔」は意図的に作ってでも集中力を上げるのに効果があるそうですので、それが自然に発生しているものなら、更にその効果は大きくなることが考えられるわけです。
作り笑顔より自然な笑顔!
だから家庭内で、職場で、自分も、「善きところ」を発見できる日常にしませんか?
「善きところ」を認められたら自然に笑顔になりますよね。
その笑顔の効果の経験を親子で共に経験し、
子どもの心に備えておけたら、
親の心に刻めたら、
将来への素晴らしい資産になるはず。
親の笑顔は、
子どもの気持ちをゆったりと落ち着かせ、困難にチャレンジするポジティブな気持ちを芽生えさせると思います。
子供の笑顔は、
親の気持ちを落ち着かせ、今までしてきたことを承認してくれる。次への勇気を与えてくれると思います。
「親子関係向上プログラム」は生まれながらに持っている、勇気・愛・いたわりなど、いろいろな美徳を日常生活の中で育んでいくプログラムです。
人と人が触れ合ってコミュニケーションが生まれる場所ならどこでも、あらゆる状況で役立ちます。
あなたとともに「親子関係向上プログラム」を通して幸せな家庭が広がっていくことを信じています。