挨拶を交わさないのは防衛の表れ♪

「挨拶を交わさないのは防衛の表れ」という話を聞きました。

そこで解決できる疑問が、一つありました。
私は、人とまともに会話ができない時期が長くありました。

長いというより、ここ10年前後くらい以外、人生のほとんどがそうでした。

大人になって、サービス業についていたときは、
さすがに「いらっしゃいませ~♪」とか、
「ありがとうございました♪」とか言っていましたが、
これらは自動反応で発していた言葉ですので、
精神的な負担はありませんでした。

そう、それがお仕事ですから。
それでお金をもらっていたわけですからね。
だからそのあとが続きません。

お愛想とか言えませんし、準備のない話題を出されると
途端に心臓が早鐘のように打ち出し、のどが詰まって、
最後には涙目になってしまう。

本当に泣いてしまったこともよくありました。

泣いている顔を見られたくないので、
早々に踵を返して、そして不評をかっていました。

「愛想がない」とか
「冷たい」とか
「怖い」とか。

いやいや、怖がっているのはこちらなんですよ、ほんとは。
実は、いつもいつもビクビクとおびえて生きてきたのですよ。
意外でしょうけれどね。

今でも、その片鱗は残っていて、知らない方とのかかわりの中では、
反射的に返事や挨拶、お礼をすることができないときがあり、
情けないような残念な気持ちになります。

時間があるとか、事前に準備がある場合なら、
心の準備と、「問答集」の準備があり、
会話ができますが、いきなり、知らない方と、
それも街中でとかは、なかなかうまかできません、
今でもね。

これが、防衛の表れかもしれないと聞いて、
心の奥で静かに「ホッ」とする反応がありました。

人には人数分の体験があり、それは本当に個人的なもの。

周囲の人が、どんなに愛情を持って接していても、
それは理解できない部分。
本人にもよくわからない部分なんです。

もう十二分に大人なんだから、きちんと挨拶くらいできるように
頑張らなくてはいけないと思っていたのですが、
こんな歳になっても防衛したい、心の柔らかい部分があるなら、
それは、そっとしておこうと思いました。
こんな大人になってもそうなんです。

だから、子どもでしたら、その理由も、対応もわからないですよね。

もし、返事や挨拶がうまくできなかったり、
いわゆる「愛想のない対応」を、
いつもしてしまう子どもには、少しゆっくり話を聞いてみましょう。

本当は、誰とでも仲良くしたいのに、いくつもの心のブロックが
あるのかも知れません。

それは、根深い「怖れ」や「痛み」からの反応かもしれません。
人の感情には、「怖れ」と「愛」しかないとも言われます。
「愛」の反対が「怖れ」なんですね。

「怖れ」は「過去の記憶」です。
もう今は「そこ」にはないものの、「記憶」のよる反応です。
そんな場合、特に子供の場合ゆっくり話を聞いてみましょう。
初めて聞くことのできる話が聞けるかもしれません。
初めて話すことで、本人の気づきや解放があるかもしれません。

家族であればこそ、そんな風に、
ゆっくり寄り添うことができるかもしれません。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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